外壁塗装における「無機塗料」とは？メリットとデメリット！　姫路市　外壁塗装

2017年06月14日(水)

姫路市・高砂市のみなさん、こんにちは！

今回のブログの執筆をさせて頂きます、外壁塗装・屋根塗装＆雨漏り修繕専門店【かべやねペイント】代表の進藤です。

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家の耐久にも関係する外壁は定期的に塗り替えをしていかなければなりません。定期的に塗り替えをすることで、美しい外観、丈夫な建物が維持できます。そこで外壁を塗り替える際、悩むのが「塗料」です。塗料には「有機塗料」と「無機塗料」の2種類にわかれますが、今回は「無機塗料」にピックアップしたいと思います。無機塗料の特徴やメリット・デメリット、価格や注意点について詳しく説明していきましょう。

塗料にはそれぞれ特徴があります。塗料の選び方は、屋根や外壁に使用している素材や下地がポイントです。これから、無機塗料の特徴について詳しくお話しましょう。

有機塗料と無機塗料の違いは主成分を見ればわかります。有機塗料の主成分はメインが有機樹脂です。有機樹脂にはアクリルやウレタン、フッ素、シリコンなどがあります。人工的につくった樹脂がメインと言っていいでしょう。

一方、無機塗料の主成分は「鉱物」です。さまざまな種類の鉱物はありますが、ほとんどはセラミックやケイ素になるでしょう。ほかにも、ガラスやタイルと言った無機質を塗料にしているものもあります。最近の無機塗料には、ほとんど有機物が混ざっているハイブリッド塗料です。完全な無機質の塗料は少なくなっています。また、無機質にも入っている成分によって種類はさまざまです。

無機塗料には水性・弱溶剤2液型・水性2液型などさまざまな種類があります。入っている無機質の成分によって特徴も異なります。たとえば、若干ニオイがするのは「水性」です。外壁や屋根にコーディングするとニオイが気になったと言う方もいらっしゃいますので、ニオイが気になる人は水性ではなく、弱溶剤タイプを選ぶといいでしょう。

無機質塗料は無機質しか入っていない塗料だと思いがちです。しかし、実際のところ有機樹脂も無機塗料の中に入っています。詳しく説明すると、有機樹脂の中にちりばめている無機物を混ぜているのです。無機質だけでは外壁にはりつけることができないため、有機樹脂をプラスして塗料にしています。メーカーによっては「無機ハイブリッド塗料」とも言いますが、セラミック塗料やセラミックシリコン樹脂塗料とも言います。いずれにせよ完全な無機質塗料ではないことを覚えておいてください。そして、無機塗料のメリット・デメリットを把握して上手に使いましょう。

無機塗料のメリットは主に3つあります。それぞれ詳しく説明していきましょう。まず1つ目は「耐候性が高い」ことです。無機塗料全般のメリットと言える「紫外線に強い」点から、高耐候性が維持できます。有機物が混ざっている塗料でも無機質が主成分なので長持ちするでしょう。

そして、2つ目は「汚れにくい」ことです。撥水性(はっすいせい)を持っている無機塗料はカビを寄せつけません。外壁や屋根は常にそとの空気と触れ合っている部分ですから、雨風の汚れがついてしまいます。けれども、無機塗料は外壁の表面についている汚れが雨と一緒に流れ落ちるのです。つまり、汚れを低減して美しい外観を保つことができます。

最後の3つ目は「燃えにくい」ことです。紫外線に強く、かつ非帯電性の塗膜をつくることができます。結果、燃えにくい塗料ができあがるのです。

外壁・屋根の塗り替えに使う塗料にはメリットだけでなく、もちろんデメリットもあります。無機塗料のデメリットは、「価格が高い」ことです。
ほかの樹脂塗料と比較したらすぐにわかりますが、無機塗料はコストの高い種類が多く、初期費用が多く必要になります。しかし、長持ちする塗料でもあるためトータルで考えるとサイクルコストが削減できるとも考えることができます。

そして、もう1つのデメリットが「表面にひび割れが起きやすい」ことです。塗膜が硬くなるため、表面にひび割れが起きやすくなります。
ただし、業者の技術が高ければ問題ないです。きちんと正しい下地で塗り替えをしていけば、ひび割れは起きません。無機塗料には合う合わない下地があるため、失敗しやすい塗料でもあります。よって、塗り替えの成功ポイントは業者の腕にかかっていると言ってもいいでしょう。

外壁・屋根にぴったりの無機塗料を選択しても施工する業者の腕によって十分に成果が表れないケースもあります（無機塗料だけでなく、すべての塗料に当てはまることですが、、、）。技術や品質の低い業者が塗り替えをすると、数年で塗料がはがれてしまいます。高圧洗浄、下地処理、下塗り、中塗り、上塗りとすべての工程を丁寧にしてくれる業者を選んでください。業者の対応やアフターフォローの充実、スピーディーな処置としっかりチェックしていきましょう。

無機塗料の特徴やメリット・デメリット、価格と注意点について説明しましたが、いかがでしたでしょうか。価格はほかの塗料と比べると高めですが、長期間で考えるとトータルコストが削減できるでしょう。無機塗料本来の効果を出すには、技術・品質の高い業者に依頼することが大切です。
対応や見積もり、保証内容などさまざまな点を比較して、安心できる業者を選んでください。

今日はここまでです！最後まで読んでいただきありがとうございました！

みなさんとのご縁がありますように

ありがとうございました！感謝！